司法修習までの流れ

 忘れないうちに今回は71期の司法試験後から司法修習までのスケジュールをまとめておきます。72期以降の方は司法試験後の予定を立てるのに参考にしてください。

 *この記事のスケジュールは71期(2017年)のものです。年によってスケジュール等は変更となり得るので、読者さんに適用されるスケジュールは各自確認してください。

 

①司法試験から合格発表まで

 2017年司法試験は 5/21に終わりました。司法試験から合格発表があった9/12までの間にやらなければいけないことは特にありません。*短答の合格発表は 6/8にありました。

 大手や外資の事務所に就職したい人は、解禁日(?)の 6/1から就活をするくらいです。

 

 

②合格発表から司法修習申込みまで

 合格発表から修習の申込みまでの期間は1週間程度しかありません。その間に申込のための書類(成績証明書等の各種証明書)を集めたり、健康診断を受けたり、実務修習地の希望を考えたりしなくてはいけません。申込みのための書類一式は、合格発表の前から最高裁のHPにアップされています。法務省でも合格発表前から書類一式をもらうことができます。ですから、どんな書類が必要なのかはあらかじめ把握しておくのがいいかなと思います。

 

③司法修習申込みから司法修習開始まで

・貸与金の申込み

 貸与金の申込みは、いつでもいいのですが、初回(12月)から貸与金を受け取るためには、10/2までに手続きが必要でした。ぼくは知らなかったので、12月分を受け取れません笑

 今年の場合は、11/27まで申込みをすることができます。

 

・実務修習地の発表

 実務修習地の発表の通知は 10/23に郵送されてきました。首都圏も人は 10/21には郵送されてきたみたいです。実務修習地用にマンション等を借りる必要がある人は、修習までに契約することになります。基本的に配属先の裁判所の近くに住むことになると思います。

 

・白表紙の到着

 修習で使うテキスト類は白表紙と呼ばれています。ぼくのところには、10/20に送られてきました。この中には、事前課題も含まれています。

 

・給付金の申込み

 給付金の申込み旅費(家→和光までの片道1回分)の申込みは11月2日まででした。そのための資料等は白表紙と一緒に送られてきます。

 

・事前課題の提出

 事前課題の一部は修習開始前に郵送で司法研修所に送る必要があります。71期の場合は、11/13に和光の司法研修所に必着というスケジュールでした。残りは修習開始までに片付けることになります。

 

 修習開始までに主にやるべきことを書き出しましたが、特に注意して欲しいのは、貸与金の申込み給付金の申込み事前課題の提出です。スケジュールを確認して手続ミスは回避してください。